マルチホーミングをWindows上で構築メモ
概要
FreeBSDなどでマルチホーミング(複数経路)をやるにはある程度わかるけどWindowsってどうなのと思って調べてみました。
→ 考えてみたらWindows2000のころからマルチホーミングは実践して成功していたのでmetricの調整だけで基本どうにかなっていた記憶がある。
→ WindowsXPでもマルチホーミングはI/Fのmetricを調整するだけで特に問題はなかった。
→ 特定のIPアドレス領域のみ違うI/Fから出るのもStaticでぶちこんでmetric調整すればそれも回避できていた記憶がある。
→ Windows7やWindowsVistaでは未実施なので、追加で調査予定。
→ Windows7やVistaでも基本変わらない。
構成は以下のような状態を想定。
nic1がデフォルトゲートウェイ側、nic2が別の接続側。
目標は特定のnic2側にあるサービスへアクセスがきてもnic2に帰っていくこと。
→ WindowsはむしろRouting and Remote Accessサービスを起動しないとルーター化しないので、このあたりも問題なしだったはず。
起動するとどうなるかは、調査中。
→起動後ICSサービスを終了しろといわれ終了後サービスを起動して経路情報を設定すると使えた。
→基本的にGWとメトリックが正しく(自動ではなく、同一の数字に)設定されていれば問題なく動作する可能性が高い。引き続き検証する。